「毎日がイベントになりそう」
「東京で働けば“できる人”になれそう」
「キラキラした人たちの仲間入りできるかも」
このように憧れを抱き、東京勤務を羨ましいと感じる人も多いのではないでしょうか?
しかし、実際に上京してみると、きついと後悔する人が多いのが現実です。
この記事では、かつて「東京勤務=羨ましい!」と感じていた筆者が、憧れが後悔に変わったリアルな理由をお話しします。
これから上京を考えている方に、少しでも現実的なヒントになれば幸いです!
東京勤務が羨ましい!憧れて転職した話
キラキラした世界に憧れて東京へ

テレビ番組やアニメ、ドラマなど、さまざまな作品の舞台になっている東京。
インフルエンサーたちも、東京での撮影風景をSNSにたくさん投稿していますよね。
そんなキラキラした世界に憧れて、私も都内で働き始めました!
実際に来てみると、想像どおり——
仕事に向かう人だけでなく、観光を楽しむ人、路上で寝ている人、学生、外国人観光客など、とにかくいろんな人で街がごった返しています。
仕事を終えて帰る道では、コンカフェ嬢がずらっと並んでいたり、夜でも明るいネオン街が広がっていたりと、まさに憧れていた“東京そのもの”の景色がありました。
そんな華やかで刺激的な街の雰囲気にワクワクしたのも束の間——わずか1週間で、東京勤務が嫌いになってしまいます…(笑)
通勤・退勤が想像以上に地獄

東京で働き始めてすぐに毎日が辛いと感じるようになってしまいました。
というのも、通勤がしんどすぎる!!
平日なのに、今日なにかイベントでもやってるのか?ってくらい駅内が混んでいまして…
電車内もぎゅうぎゅう詰めで、もう入れないでしょってスペースに人がどんどん入ってくる。
この満員電車が嫌すぎて、一時期始発で通勤していた時期もありましたね…
だんだん慣れてきますが、慣れてもしんどいです(笑)
人間関係がしんどい…東京の人って冷たい?

「東京だから」というわけではないのかもしれませんが、私が働いた会社の人たちはとにかく冷たくて辛かったです。
入社初日から放置され、何をすればいいのかもわからず右往左往。
思い切って上司たちに聞いてみても、
- 「忙しいからあとにして」
- 「他の人に教わって」
そんな対応ばかりでした。
それでちゃんと仕事をこなせないと、「なんでできないの?」とお叱りを受け、かなりしんどかったですね…
とはいえ、東京にも優しい人や良い会社はたくさんあります。私は転職ガチャに失敗しただけですね(泣)
そのときの会社での体験については下記の記事で詳しく書いているので、気になる方はぜひ読んでみてください!
東京勤務で良かったと思えたことといえば…

東京で働いてみて良かったことといえば、東京に対して過剰な憧れを抱かなくなったことです。
以前は「東京=特別な場所」だと思っていましたが、実際に働いてみると、意外と普通の人たちが普通に頑張っているだけなんですよね。
それに、ストレスへの耐性がついたのも大きな収穫です。
東京の満員電車を経験したおかげで、都外の混雑なんてもう「空いてる」と感じるレベルに!
仕事でも、「あの時に比べたらマシだな」と思えるようになり、ちょっとしたことで落ち込まなくなりました。
結果的に、気持ちの余裕が持てるようになったのは、東京勤務で得られた一番の成長かもしれません!
東京勤務Q&A

有名人には会える?
頻繁に遭遇するかというとそこまでではありませんが、ちょこちょこ有名人は見かけました。
インフルエンサーが撮影していたり、宣伝活動をしていたり、配信をしていたりと、田舎では絶対にないシチュエーションで面白いですよ!
あと、会社の同期にもモデルとか俳優(そんなに有名ではない)もいました。
出会いは増える?
人がありえないくらい大量に溢れているので、出会いはかなり増えると思います。
実際、同期の男女たちがすぐにいい感じになってましたね…
ですが、人が多くても自分から行動を起こさなくては出会いは特にありません!
相当なイケメン、美女でない限り、自分から積極的に絡んだり、ナンパしたりしなければ特段何も起こらないとうのが現実です…
私は何もありませんでした(泣)
給料は高い?それとも生活費でトントン?
職種にもよりますが、やはり地方に比べると東京の給料は少し高めだと感じました。
ただ、そのぶん生活費も高くつくので、思っていたほど余裕はありません。
特に負担が大きいのが家賃です。
物価自体はコンビニやスーパーなどを見る限り、地方とそこまで大きな差はありませんでしたが、「東京に住む」となると、家賃の高さがネックになります。
私自身も都内の物件をいくつか検討しましたが、あまりの高さに驚き…。
結局、少し離れたエリアに住むことにしました。
通勤は少し大変でしたが、その分家計には優しかったです!
通勤ラッシュを避けるコツはある?
通勤ラッシュを避けるには、
- 早めに出る
- 始業が遅い会社を選ぶ
この2択しかありません。
私も満員電車が嫌すぎて、始発から遅刻ギリギリの時間まで色々と試しました。
体感としては、7時を過ぎたあたりからだんだん人が増える印象です。
始発は「ガラガラ」とまではいかなくても、まあ許容範囲。
ただ毎日始発はきついので、結局6〜7時台の電車で通勤するのが一番安定しました。
少し早く着きすぎるので、駅周辺のカフェでゆっくり時間をつぶすのがおすすめです。
東京は人が多くて大変な反面、お店が豊富で時間調整しやすいのは大きなメリットですね。
できるだけ時間をずらして乗るのが、唯一の快適に通勤するコツです。
まとめ

今回は、「東京に憧れて上京し、実際に働いてみた」筆者のリアルな体験をお話しました。
もちろん、東京が合う・合わないは人それぞれです。
ただ一つ言えるのは、東京は決して“キラキラした夢の街”だけではないということ。
特に地方出身者にとっては、環境の違いに戸惑うことも多いでしょう。
それでも、遊ぶ場所の多さや、新しい出会い、刺激的な日々など、東京ならではの魅力もたくさんあります。
大変なこともあるけれど、そのぶん成長できる場所でもあります。
これから上京を考えている方は、ぜひ「リアルな東京生活」もイメージしながら、自分に合った働き方を探してみてくださいね!

