アルバイトとして働いていると、
- 店長が全然手伝わない
- シフトに入っているのに働かない
- ずっとバックヤードにこもっていて何をしているのかわからない
このような不満を抱くことは少なくありませんよね。
特に、忙しい時間帯にこれらの状況が起きるとイライラが募るものです。
そこで今回は、店長が業務を手伝わない理由と、その不満を解消する方法を解説していきます!
店長経験者の私が、店長の目線から見る現場のリアルをお伝えします!
店長が手伝わないのは普通のこと?

スタッフをサポートするのが一般的
店長経験者の立場から言わせてもらうと、手が空いているときは手伝うのが一般的です。
様々なバイトを経験しましたが、手伝わない店長に出会ったことはありません!
とはいえ、店長も業務が忙しくて手伝えないこともあるでしょう。
しかし、業務を一切手伝わないということは少なく、混雑時はサポートに入る店長の方が多いです。
業種や担当店舗数によって忙しさは異なり、どうしても手伝えない店長もいるので、そこは理解してあげてください!
働き方を決めるのは店長
手伝うのが一般的と解説しましたが、店舗での働き方を決めるのは店長です。
そのため、業務を手伝わないからといって「悪い店長」と捉えるのはよくありません。
スタッフはお客様ではないので、多少の不満は我慢をする必要があります。
とはいえ、明らかに困っているのに手伝わないのは、店長以前に人としてどうかと思ってしまいますよね…
店長の仕事に対する世間の声
世間からの店長の仕事に対する意見もまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
他に店長にしか出来ない仕事をしているのかも知れませんが、お客さんが居る時はそっちが優先だと思います。
引用:Yahoo知恵袋
基本的に今までの店長は、暇な時間帯に店長業務をしていて普段はキッチンかホールどちらかにはいました。
仕事の出来る店長は特に率先して出てきて仕事をしたり、アルバイトに指導して使える従業員に育ててから裏に引っ込んでました。
引用:Yahoo知恵袋
自分が店長になってみると、考え方が相当変わります。
実際、責任と仕事が多すぎて大変なものなのですが、これは自分で店長やってみないと分からないものなんですよ・・・・
私も本気で店長は指示だけして何もしてないと思ってましたが、実際は違いました^^;
引用:Yahoo知恵袋
店長だからって、何も一番働かなきゃならないわけではない、スタンスは店長次第。
売り場は他に任せて、事務仕事オンリーの店長なんて普通におる。
ただ、好き嫌いで言えば、そんな店長嫌ですがね。
引用:Yahoo知恵袋
店長は管理者であって貴方方従業員を使う側の立場です。
また店長の仕事を決めるのは店長とその上の仕事ですから、従業員がとやかく言う権利もありません。
例えば、店長が現場仕事しない、マネージャーが現場仕事しない、社長が現場仕事しない、などと従業員が言うのはお門違いなのです。
店長が手伝わずに忙しくて人手が足りなければ、「店長が手伝わない!」ではなく「人を増やせ!」というのは従業員の権利ですからどんどん言って構いません。
引用:Yahoo知恵袋
以上がYahoo知恵袋で挙がっていた意見の一部です。
店長が手伝わないのは仕方がないという意見が多くありましたが、やはり好まれてはいないようですね。
ちなみに、X(旧Twitter)では、ほとんどが”手伝わない店長”に対する不満の意見でした!

店長が何もしない理由とは?

接客以外の業務で忙しい
店長と聞くと、「お店全体を仕切るリーダー的な存在」というイメージがありますよね。
例えば、以下のような業務をこなす必要があります。
- 売上管理や予算の調整
- 在庫管理や発注業務
- シフト作成やスタッフの労務管理
- クレームやトラブルの対応
- 本社や他店舗との情報共有
これらの業務は、アルバイトスタッフの目には見えにくいものです。
そのため、「表面的には、店長が業務を全くしていない」という印象を持つことが多いのです!
リーダー役に徹している
店長が全ての業務を手伝ってしまうと、他のスタッフが成長する機会を奪うことになります。
店長は「教える」「サポートする」という立場から、スタッフの成長を促す役割も担っています。
そのため、表面的には「何もしない」と見えても、実は裏でスタッフ全員の成長を考えていることもあるのです。
指導者として優秀な人とは、「自分で全てを抱え込まず、上手に仕事を任せられる人」と言われています!
店長権限の濫用
店長が手伝わない理由の一つに、「店長権限の濫用」があります。
店長には現場を管理する裁量権が与えられていますが、それを利用して業務を避けたり、スタッフに過剰な負担を押し付ける場合もあります。
そもそも、店長だからといって必ずしも誠実で有能な人物とは限りません!
特に、会社に雇われている店長の中には、長年勤めていたアルバイトがそのまま流れで店長に昇格するケースもあります。
その結果、以下のような問題を抱える店長も少なくありません。
- 不真面目な性格
- 大した能力がない
- 責任をアルバイトに押し付ける
こうした背景が、店長が現場で手伝わない原因になっていることもあるのです。

店長が働かないときの対処法

店長業務云々ではなく、ただただサボって仕事をしない店長もいることでしょう。
そんな店長のもとで働くとなると、かなりのストレスが溜まりますよね。
この章では、そんなダメ店長の対処法を解説していきます。
店長とコミュニケーションを取る
不満を解消するには、店長とのコミュニケーションが欠かせません。
感情的ではなく、建設的な話し方を心がけましょう!
とはいえ、ダメ店長が相手だと、協力してもらうのは困難を極めるでしょう。
そんな場合は次の章で解説する、「店長よりも上の立場の人に相談する」という方法を試してみてください。

エリアマネージャーや本社に相談する
店長との直接のやり取りで解決しない場合は、エリアマネージャーや他の上司に相談することも検討してください。
もしもエリアマネージャーなども機能しない場合は、チェーン店であれば本社へ相談してみるのも一つの手です。
大事になりかねないので、店長がサボっているのか、他の業務で忙しいだけなのかを客観的に見極めてから行動に移すことをおすすめします。
同僚や友人に相談し、あなたが正しいのかを客観的に確認してもらいましょう!

転職を視野に入れる
どうしても職場環境が改善されない場合は、転職を検討するのも一つの選択肢です。
アルバイトスタッフであれば、職場を変えることで新しい環境でより良い経験を積むことができます。
冒頭で「スタッフはお客様ではないので、多少の不満は我慢する必要がある」と解説しましたが、我慢できないのなら辞めればいいのです。
アルバイトにも職場を選ぶ権利があります!
積極的に業務をサポートしてくれる店長もたくさんいるので、自分にストレスのない職場を探してみるとよいでしょう。

まとめ:店長が手伝わない理由を理解し、前向きに対処しよう

店長が「手伝わない」と感じる理由には様々な背景があり、その多くは店長の業務内容や役割に起因しています。
一方で、不満を抱えたまま働き続けるのは、モチベーションの低下に繋がりかねません。
本記事で紹介した対処法を活用しながら、店長との関係を改善したり、職場環境をより良くするための工夫をしてみてください。
それでも解決しない場合は、転職や別の選択肢を考えるのもよいでしょう。


