営業電話って、正直めんどくさいですよね。
仕事中や休憩中にいきなり電話がかかってくると、思わずため息が出てしまうものです。
ですが、せっかく時間を取られたからには、少しはスッキリしたい。
「どうせなら、面白い断り方で撃退したい!」と思ったことがある人も多いのではないでしょうか?
今回は、私が過去に営業電話をしていたときに実際に言われた“ユーモアある断り方”や、ネット上で話題になっていた「秀逸な返し」をまとめてご紹介します。
イライラしがちな営業電話の時間が、面白いネタに変わるかもしれません!
営業電話の面白い断り方まとめ

まず前提として、営業電話のほとんどはこんな感じで始まります。
- ご主人様はいらっしゃいますか?
- ご担当者様いらっしゃいますか?
- 社長様はいらっしゃいますか?
営業マンは「購入の可否を決める人(=決裁者)」と話したいので、こういう聞き方をするのです。
逆に言えば、そこをうまく利用して“面白くかわす”のがコツです。
ここからは、実際にあったおもしろ返答の例を紹介していきます!
日本語が通じないようなので英語で話したのですが…
これは、私が実際にかけた営業電話で言われたパターンです。
一度お断りをもらっても食い下がって話を続けていると――
So…a$#gh… %eh%?(聞き取れず)
まさかの英語で返されて、英語がわからない私はフリーズしてしまいました(笑)
「断っているのに、日本語が通じないようなので英語で話した」という感じで煽られてガチャっと電話を切られてしまいましたね…
英語以外にも、外国語を扱える方は使ってみると面白いかもです!
ニホンゴワカルヒト二カワリマス(ループ)
英語が得意じゃなくても、「ニホンゴワカリマセン」だけで撃退できるパターンもあります。
実際、あるお店に電話したとき――
私「ご担当者様いらっしゃいますか?」
相手「ニホンゴワカリマセン」
と言われたので、日本語がわかる方に代わってもらったのですが、代わった人もまた、
「ニホンゴワカリマセン」
そのあと何人か代わってもらったのですが、全員「ニホンゴワカリマセン」。
まさかのニホンゴワカルヒトニカワリマス(ループ)状態に突入。
結局最後まで誰とも話せず完全敗北でした(笑)
これ以上繁盛したら死んでしまいます!
ある売上アップに繋がるサービスを個人経営のお店に営業したときのこと。
これ以上お店が繁盛したら死んでしまいます!
このように言われ、なんと返すべきか非常に困った経験があります。
もちろん、冗談交じりの断り文句なのですが、あまりにサラッと言われると何も返せません(笑)
ただ、お店自体は本当に繁盛している様子だったので、これは「今のままで十分です」という上手なユーモア拒否ですね!
地球にはいますよ
このときは、冒頭で「代表者様はいらっしゃいますか?」と尋ねたところ――
地球にはいますよ。
と、即答されて終了。
この返し、シンプルなのに威力抜群です。
営業電話って、短時間でたくさんかける必要があるので、断固としてこういう返ししかしてくれない人だと、「あ、もう無理だな」と悟ります(笑)
いきなりキングは、取れねェだろうよい(ワンピースのセリフ)
これはどこかで聞いた話ですが、「社長様いらっしゃいますか?」と尋ねた際に、相手がこう言ったそうです。
いきなりキングは、取れねェだろうよい
ワンピースで、いきなり「白ひげ(ボス)」を討ち取りにきた敵に対して、一番の部下である「マルコ」がはなった名台詞です!
「社長=キング」ということで、ぴったりなセリフですね(笑)
最後まで気持ちよく喋らせてからの「これで満足ですか?」
これは私自身ではなく、同僚が体験したケースです。
特に拒否の反応もなく、最後まで話を聞いてくれていたそうです。「これは手応えあるかも!」と思っていたその瞬間――
これで満足ですか?ガチャ(切電)
地の底に突き落とされるような一言…
こちらのトークを最後まで聞いたうえで急に突き放すあたり、まさに“精神的ノックアウト”です。
営業電話を撃退する際の注意点

あなたが会社の看板を背負っていることを忘れずに
どんなに面白い断り方をするとしても、「相手は仕事でかけている」という前提は忘れてはいけません。
感情的に怒鳴ったり、暴言を吐いたりするのはNGです。
あなた自身の印象を下げてしまうだけでなく、会社の看板にも影響します。
また、近年では営業電話のほとんどが録音されているため、もしあなたが会社の代表番号で電話を取っている場合、変な発言が残ると社内で問題になる可能性もあります。
カスハラ行為になっていないかを意識する
営業電話は、確かに多くの人にとって“迷惑なもの”です。
いきなり電話をかけてきて、いきなり代表者を出せと言われたら、イラッとするのも当然。
しかし、その電話の向こう側にも、同じように働く人間がいます!
もしそこで嫌がらせのような対応をしてしまうと、今度はあなたが“加害者側”になってしまうことも。
コンビニ店員に過剰なクレームをつけるのと同じで、それは“カスハラ”にあたる可能性があります。
また、営業電話をかけている人の中には、若手社員やアルバイト、上司からの指示で無理やり電話をかけている人も多いです(もちろん好きでやっている人もいますが)。
そうした背景もあることを理解して、できるだけ冷静に対応してあげてくださいね!
まとめ

営業電話って、ただ断るだけだとモヤモヤが残るものですよね。
でも、そこにひと笑いがあれば、一気に気分が変わります。
営業する側からしても、「うまいこと言われたな!」と感心してしまうようなケースもあるので、ユーモアのある返しを探してみてください!

